日々の生活について

Q
日々の生活についてのポイントを教えてください。
A

こどものてんかんの発作の原因は、発熱や感冒(かぜ)、睡眠不足、怠薬、身体的疲労精神的ストレスなどが主なものです。つまり家庭で気をつけて対応できることがとても多いといえます。
ご家庭での注意点を一言で言うと「規則正しい生活、服薬と身体の健康を保つこと」です。

Q
睡眠をとるときの注意点はありますか?
A

日々の生活の中で、睡眠はてんかん発作に大きく影響します。
特に睡眠不足は多くの種類のてんかんで、発作を増やす要因となってしまいます。 良質な睡眠をとり、1日の生活リズムを整えるためのポイントは、朝起きた時にたっぷりと明るい光を浴びること、規則正しい食生活を心がけること、昼間は適度な活動をすること、そして夜になったら部屋の光を落とした環境で休むという、当たり前の規則正しい生活を続けることです。

Q
毎日の食事はどのようにとれば良いでしょうか?
A

偏食を避けたバランスの良い食事を、安定した生活リズムに合った一定の時刻にとりましょう。刺激のある辛いものは避けたり、寝る前にコーヒーを飲むなど、睡眠に悪い影響しそうなものは避けるなど、考慮しましょう。
また、グレープフルーツは一部のお薬の効果に影響を及ぼすことがあり、特に注意が必要です。必ず事前に、担当医師に確認しましょう。
食事中の注意点として、けいれん発作により食卓の食器の上に頭を倒れ込ませることがあるので、発作の抑制が不十分なお子さんはプラスチックの容器を使う、熱い物は温度や遠くに置くなどの配慮をすると良いでしょう。
また、キッチンには火や包丁など危険なものが多いので、十分注意しましょう。

Q
お風呂の入浴時に気をつける注意点はありますか?
A

子供のてんかんにおいて、お風呂での溺水は生命にかかわる重大な事故となります。入浴中の発作は大人の患者さんでもたくさんの事故例があり、ふだんしっかりしているお子さんでもおこり得ると考えておきましょう。
年齢が許せば、どなたか他の人と一緒に入浴する。どうしても1人で入らなければならない場合は、時々声をかけたり異変にすぐに気づける人が近くにいるなどの、工夫をしてください。可能な限り、1人にならないようにして入浴させましょう。
また、湯船のお湯の量を少なめにする、浴室のドアの鍵はかけない、湯船にお湯を入れずシャワーだけにする、なども考慮しましょう。