高校生・学校生活

Q
アルバイトをしたいと言っています。
アルバイト先の選択についてアドバイスをお願いします。
A

小児期に発症したてんかんは、適切な治療を受けることで、半数以上のお子さんの発作頻度を極めて少なく出来るか、てんかん自体を治せる可能性があります。
てんかんを抱えたまま成人に至るお子さんは、高校入学の頃から将来の職業を念頭に進路を選択していくことになります。ただし、次のような注意が必要です。

●夜勤のない仕事を選ぶ

生活が不規則になると発作がおこりやすくなります。

●意識のなくなる発作がある場合には、運転や危険な場所や道具を使う仕事を避ける

バイク運転や高所や船上、危険度の高い機械や道具を使った作業中などに意識がなくなると、大きな事故に繋がる危険性があります。
本人だけでなく家族や周囲の方が、担当医師を交えてよく話し合いをして進路について考えていくことが重要です。
てんかんは成長に伴って自己管理の必要性が高くなります。本人が自分の病気を正しく前向きに理解し、受診や服薬はもちろん、規則正しい生活の管理などができるように促して行くことも、社会に参加していく上で必要です。

Q
バイクの免許をとりたいと言っています。
とりに行かせて大丈夫でしょうか。
A

てんかんがあっても、一定の条件*を満たせば普通自動車免許と自動二輪の運転免許を取得可能です。
運転が業務の中心となる配達のアルバイトや夜間の必要性の低い使用などは避けるべきですが、通学や通勤、生活場面では乗れる場合がありますので、担当医師とよく相談しましょう。
また、通勤で使用する場合、アルバイト先の理解や情報交換なども考慮しましょう。

* 運転免許について

Q
毎晩遅くまで受験勉強しています。
親としてサポートしてあげられることはありますか?
A

規則正しい生活のリズムを崩さないようにすることが重要です。
人生にとっても大切な受験勉強ですが、日々の生活のリズムを崩す点では大きなリスクとなります。
睡眠不足は、発作やストレスを増やす要因となってしまいます。
また、深夜に1人で過ごすことは、発作をおこす危険性と隣り合わせとなります。
深夜にとる夜食が毎日の食事のリズムを崩すことがあり、食事の前後にのんでいるお薬の効きにも影響することも考えられます。